美味しさを光で探るクラスターmeal

光技術による生薬分析を主軸に、北海道産の美味しく健康に良い食品との比較研究。
光化学や骨や賢臓病気を解明する。

教授・博士(水産学)木村 廣美

■専門分野高分子化学、分子分光学、薄膜、界面化学、分析化学、イメージング

■明治大学農学部農芸化学科卒業

■東京水産大学大学院水産学研究科食品生産学専攻博士後期課程修了

産地判別の分析で北海道産の食品を守る

 赤外線を駆使した分析手法による食品成分分析法を開発し、北海道産の農産物を測定しています。ご依頼のあった企業様のニーズに合わせた食品分析法の提案などを進め、開発した分析方法を一般化・標準化することが目的です。
 北海道とかかわりがある生薬の研究にも取り組んでいます。従来法よりも、迅速かつ低コストで容易に行える分析方法の確立を目指しています。現在は、「甘草(カンゾウ)」の分析手法を検討しています。「甘草」は生薬以外にも甘味料として広く用いられています。砂糖の200倍の甘さがあり、そのため、食品添加物としても含まれることが多いのです。
国内外産の「甘草」を集めて、成分がどのように分布しているのか、どのように含まれているのかを、顕微赤外イメージングによって分析を行っています。優劣をつけていくことで産地判別を行い、従来法と一致した分析結果を出せるところまで進んでいます。
 
 TPPの「原産地規則」などに関連して、産地判別は今後更に重要になると考えています。輸入原材料などの物流面での適切な運用確保は勿論のこと、成分分析にかかわる研究領域業では、水際で産地判別を行える方法についてもフォーカスされています。そのような産地判別の分析と、北海道産の美味しく健康に良い食品との比較研究を行っていることから、「美味しさを光で探るクラスター」というクラスターを立ち上げました。
迅速かつ低コストで容易に行える分析技術を確立し、輸入食品から北海道産の食品を守る、すなわち道産を他と差別化することに繋がればという思いを持っています。

かかわりの大きい「骨」と「腎臓」の研究で、人工透析患者の助けに

生薬の成分分析の他、骨の質の解析も行っています。千歳科学技術大学に赴任してからは、ミネラル代謝にかかわり合いのある腎臓も大きな研究テーマの一つです。これまで長らく高分子材料の研究に携わっていたことから、骨の研究を開始した当初は骨を材料として見ていたのですが、医学部や企業との共同研究を進める中で、体の中の骨の機能、特に骨代謝に興味を持つようになり、骨と関連深い腎臓の研究も始めました。
 
 骨の病気では骨粗鬆症(※1)が広く知られています。今は薬で病状の軽減を行うことができますが、骨粗鬆症になる原因は様々で、実際に骨粗鬆症がどういうものなのか詳細を明らかにされていない点も多くあります。骨の病気以外で骨が劣化していくこともあり、良く知られた中では慢性腎臓病があります。骨はコラーゲンとヒドロキシアバタイトでできていますが、その組成バランスには腎臓が重要な役割を担っています。そのため、慢性腎臓病になると骨の質が劣化するのです。日本で人工透析(※2)を受けている患者さんは非常に多く、世界の透析患者数の約6分の1です。腎臓という臓器は非常に複雑で、再生が難しいと考えられています。早期発見、新規治療薬を開発する上でも新しい分析手法を確立したいと考えています。慢性腎臓病によって組織がどのように変化するのかを明らかにし、早い段階で病気に気付けるように定義できればと考えています。今後は心臓や肝臓など他の臓器の研究にも取り組み、最終的には体全体のデータベースを構築したいと思っています。

※1「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」骨の量が減って弱くなり、骨折しやすくなる病気。加齢とともに患者数は増えていきます。

※2「人工透析(こつそしょうしょう)」働かなくなった腎臓に代わって、機器で人工的に血液を浄化する治療法。1回4~5時間、週に何回も実施が必要になることもあります。



新しい光技術の実用化に向けて、当研究クラスターと手を取り合い、共に研究開発を行って頂ける企業様、また、関心・興味のある企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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